『サッカーを愛する少女たちに最幸の環境を』

競技人口1%、区内チーム数1、それが、ブームの裏に隠された、地域のリアル。


3つの数字が表す荒川区の女子サッカー

 

1st  number

100人に1人だけ

これは、「荒川区の女子小学生のうち、女子サッカークラブに所属している人の割合」です。

荒川区が公表した『平成27年4月1日現在の世帯数および人口一覧表』によると、荒川区の人口は209,449人。そのうち女子小学生の人数は、4,381人。そして、女子サッカークラブ所属している子の人数、49人。 ※平成27年4月1日時点 弊社調べ

東京23区にある、荒川区は地方都市に比べればもちろん、東京都内でも女子小学生の人数は多く、極めて「恵まれた」環境にあります。しかし、現実は、1.12%。約100人に1人の割合と、女子サッカーは非常に「厳しい」環境です。

これが、地域女子サッカーの現実、真実なのです。

なでしこジャパンは盛り上がっていても、地域レベルでは文化になるなんて程遠く、まだまだブームにさえなっていないのです。

なでしこジャパンの宮間選手はこう言いました。

『ブームではなく文化へ』

その言葉の真意はここに隠されていたのではないでしょうか。

私たちが気付かぬ場所で、共にボールを追いかける仲間と出会えないもどかしさを抱え、「好きを思いっきり貫く環境がない」少女たちが、声なき悲鳴をあげているのです。


2nd number

3チーム

これは、「荒川区内にある女子小学生専門のサッカークラブ数」です。 ※平成27年4月1日時点 弊社調べ(この日に立ち上げたFC HERMANA U-12含む)

荒川区には、男子小学生専門のサッカークラブ10チームを超え、競技人口は700人をも超える人数を誇ります。

それに対して、女子のチームはわずか3チーム

チームあたりの所属人数も男子に比べると極端に少ないため、練習では紅白戦を行うことさえできません。練習試合の相手はいつも同じ。別の区に練習試合の相手を求めて女子小学生を遠方に連れていくのは、チームのスタッフ事情等もあり難しい。

そのような環境では、サッカーを通じて元来得られるはずの、「勝って嬉しい」「負けて悔しい」「もっとうまくなりたい」「あの人に負けたくない」「仲間と感動を味わいたい」といった感情の動きもなかなか起こりません。サッカーが大好きだったはずの子たちが次第に、「あんなに好きだったはずのサッカーなのに、なぜかワクワクしない・・・」と、マンネリ化した環境下で意欲が低下していってしまうのが現状です。

これは本人たちの問題ではなく、「好き(サッカー)を思いっきり貫く環境」を用意してあげられていない私たち大人が解決すべき課題なのです。

きっと、いや、必ず、まだサッカーの素晴らしさ・美しさ・清らかさを「知らない」女の子がたくさんいます。単なるブームではなく、女子サッカーの文化を創る第一歩は、目の前にあるのです。


3rd  number

200人に1人だけ

これは、「荒川区の女子中学生のうち、女子サッカークラブに所属している人数の割合」です。
荒川区が公表した『平成27年4月1日現在の世帯数および人口一覧表』によると、女子中学生の人数は、2,183人。そして、荒川区で唯一の女子サッカークラブFC HERMANAに所属している人数、16人。 ※平成27年4月1日時点 弊社調べ
そして、女子サッカー部がある公立中学校にいたっては、0
小学生時代、日夜ボールを追いかけた少女たちの大半は、「やる場所がない」ことを理由に、サッカーに対する情熱を、愛を心の奥底におさえこみ、部活動で取り組むことができる他スポーツに転向していってしまうのです。
(本来は小学校高学年から始まりますが)中学年代に入ると男子と女子が一緒にサッカーをすることは肉体的にも精神的にもほぼ不可能です。サッカーを愛する少女たちは「仕方がない。だって、どうしようもないから。」と、居場所を失い、サッカーへの情熱を押し殺し、なかったものにしていくしかないのです

Our Action.

 

『サッカーを愛する少女たちに最幸の環境を』

私たちは、上記の状況を踏まえ、サッカーを愛する少女が「好きを思いっきり貫ける環境」を地域文化として根付かせます。サッカーというスポーツを年齢やレベルを問わず純粋に楽しみ続けられる「選択肢」を提供し、いつまでもボールと共に過ごす笑顔でいっぱいの世界を目指します。

我々は、環境(=文化)創造の歩み始めています。

 

①女性のための「JFAなでしこひろば (日本サッカー協会公認)」の定期開催

⇒サッカーを愛するすべての女性に「機会」と「環境」の提供。

 

②地域の小学校(学童)及び保育園でのサッカー教室開催及び無料でのボール提供

⇒サッカーとの出会いの「キッカケ」の提供

 

③地域を超えてサッカーを愛する女子が集まる「エルマナカップ」の定期開催

⇒同じボールを追いかける同志・ライバルと出会い、切磋琢磨する「絆」の創出


Take Action

上記のような取り組みをしていく上で大きなネックになるのは、費用の確保です。荒川区で現在のチーム活動に加えて上記の取り組みを実行していくには有料の施設を借りる必要があり、備品拡充や安全対策、着替え等の環境整備、もちろんスタッフの人件費を支払うためにも運営資金が必要です。

すでに本法人の想いに共感して頂いた個人・企業・団体の皆様からのご支援を頂き、運営を行っている次第ですが、さらに活動の幅を広げていくべく、少しでも多くの方からのご支援を賜れますと幸いでございます。